遺品整理の時期・方法・注意点をご存知でしょうか?
- 遺品整理の時期
- 遺品整理の方法
- 遺品整理の注意点 の3点について、わかりやすく説明します。 Tweet
- 遺品整理は独断で行わない
- 相続放棄する場合は遺品に手を付けない
「遺品整理はいつから始めたらいいのだろうか」と気になる方も多いのではないでしょうか。 大切な身内を亡くされ悲しみに暮れる間もなく遺品整理のことを考えるのはつらいかもしれません。 遺品整理はしなければならないことですが、適した時期には個人差があります。
そこで本記事では、
遺品整理の時期:いつからするのがベスト?
遺品整理には、「いつまでに終わらせなければならない」という決まりはありません。 一番よいのは、気持ちに区切りがついて「遺品を整理しよう」と思ったときです。
ただし、他のご親族の都合などが重なり難しいときもあるでしょう。 その場合は、以下4つのタイミングを参考に遺品整理の時期を検討します。
①葬儀直後
故人様のお住まいが賃貸だった場合、契約の都合などにより葬儀直後に遺品の整理をする必要があります。
②四十九日の法要後
故人様の魂があの世へ無事に旅立ったことと遠方のご親族も集まることから、遺品整理をするのに良いタイミングといわれています。
③各種手続きが終わった後
身内が亡くなると死亡届や公共料金の解約など、さまざまな手続きをする必要があります。
これらの手続きが終わり、時間や気持ちに余裕が出てきた時に、遺品整理を始める方も少なくありません。
④相続税を支払う前
遺産総額が基礎控除額の3,600万円を超えると超過分に相続税が課せられます。
相続税は故人様が亡くなってから10か月以内に納めると決められているため、その前に遺品を整理し相続する金額を算出する必要があります。
遺品整理の方法:どんなやり方がある?
遺品の整理には
・自分で(もしくは他のご親族とともに)遺品整理を行う
・遺品整理業者に依頼する
と、2つの方法があります。
どちらも一長一短です。 両者のメリットとデメリットについて一覧にまとめましたので、検討する際の参考にしてください。
遺品整理を自分で行う場合
メリット
・費用がかからない
・気持ちに区切りをつけやすい
デメリット
・精神的・肉体的につらい思いをすることがある
・価値のある遺品を誤って処理してしまうおそれがある
遺品整理業者に依頼する場合
メリット
・精神的・肉体的な負担を軽減できる
・遺品を適切に整理・処分してくれる
デメリット
・遺品の量が増えると費用が大きくなる
・悪徳業者を選んでしまうとトラブルに巻き込まれるおそれがある
遺品整理の注意点:気を付けたい2つのこと
遺品整理をする際に、以下の2点に注意しましょう。
注意点①:遺品整理は独断で行わない
遺品を整理する際は必ずご親族全員にその旨を伝え合意を得てから始めましょう。
ご親族の中には必ずといってよいほど勝手な遺品整理を心良しとしない方がいらっしゃいます。また1人で遺品整理をすると「金目の物だけ持っていったのではないか」というふうに、あらぬ疑いをかけられることもあります。 できれば遺品整理は1人で行わずに他のご親族とともに作業の進め方について話し合うことが賢明です。
注意点②:相続放棄する場合は遺品に手を付けない
もし遺産の相続を放棄する意思がある場合は遺品に手を付けるのは避けましょう。
遺品は遺産の一部です。 その遺品に手を付けるということは「相続するつもり」ということであり相続放棄が難しくなります。
相続放棄の手続きの期限は故人が亡くなってから3か月以内です。 手続きを忘れて3カ月以上経過すると「単純承認」といって自動的に相続する意思があると見なされますので注意しましょう。
まとめ
遺品整理はいつからすべきか整理を始めるタイミングについて解説しました。 気持ちの区切りがついたときが遺品整理を行うベストタイミングですがそれがかなわない場合はご紹介したいずれかの時期を検討するとよいでしょう。 遺品の量が多く価値のあるものを誤って捨てるのが不安という場合は1人で頑張りすぎず専門家の力を借りることをおすすめします。 遺品整理に最適な時期を見つけ作業をスムーズに進めましょう。
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