異例!解体された大量の木材の不用品回収

2017年1月31日更新

先月フェイスブックで初めて広告を出してみました。 リーチ数は数千人とかなりありましたが、実際にサイトを訪れてくれる人は ほんの数人なんですね・・・
その数人中1人の方から不用品回収の依頼を受けました。

大型冷蔵庫、洗濯機、電子レンジここまではいつもと変わらぬ不用品なのですが その次に発せられた言葉にちょっとためらいまいた! 「解体した家具がたくさんあるんです」 「ベランダが大変なことになってて」 「出したけど持って行ってもらえなかったんです・・・


弊社ではできるだけリサイクルする事を前提に回収業務を行っているので たとえ古くても、傷などがあっても解体はしないようにお願いしています。 ただ、今回はすでに解体済、お客様もとても困っていらしたので特例としてお引き受け致しました。

大型冷蔵庫がありエレベーターなしの3階からの運び出しということでスタッフ2名でお伺い。 階段の上り降り何往復するんだろう?ってある程度覚悟はしていましたが いざ現場に到着するとすでに解体された大量の板はマンション前に置かれていました! ラッキーと思いながら、お客様とご対面。

小柄なご婦人でした。とても解体した家具を下まで降ろすには無理そうな感じがします。 朝早い時間にご主人が降ろしておいてくれたのでしょうか? 少し疑問に感じながらもとりあえず一番大きな冷蔵庫から運び出しを始めました。 するとそのご婦人、ほかの不用品を自ら運び出し階段の往復をしてくれています。 「大丈夫ですよ!我々やるんで!」

何度か声をかけましたが、ご婦人は無言でお手伝いを進めてくれます。 作業員2名のプランなので何だか悪い気がしましたがご好意を受け止め 短時間で作業を終えました。

このお客様は予約の際に追加料金のことをすごく気にしていました。 私は自分が依頼する立場ならどういう点が不安に感じるのだろう? と考えながら電話対応しています。 追加料金の有無、トータルの料金ははっきり伝え、他に疑問点や不安な点も必ず伺うようにしています。

ですがこのご婦人は最後まで不安がいっぱだったようです。 リサイクル業界4年目になりますが、これは永遠の課題になりそうです。



店長妄想中

解体した家具「出したけど持って行ってもらえなかったんです・・・」と言ってたが 自治体の可燃ゴミで出そうとしたのだろうか? 東京都で出せる燃えるゴミは30cm以内とされているからどう考えても無理なのに。

あ!もしかして他の回収業者を呼んだけど解体しているから当日になって追加料金を迫られたのかもしれない! そうに違いない。 あの板の量からして家具6つはあったから軽トラックでは到底積めないからなー。 またそれ以外にもいろいろ追加料金がかかる旨を聞かされたんだろうな! 恐らく出張見積もりを依頼してるな!

無料見積もりってその場で決まらないと業者も数時間無駄にするわけであって 多少強引なやり方するんだろうなー 過去に無料見積もりと言いながら「チャーター代はかかっちゃいますよ!」 みたいの聞いたことあるし、ご婦人きっとひどい目に遭ってるわ!

この推測が当たっていればつじつまが合う。 必要以上に運び出しを手伝い、声をかけても無言。 最後まで笑顔が見れなかった・・・ 大概のお客様は作業完了後は「助かりました!」って笑顔で言ってくれるもんなー。

前の記事

無人の部屋の不用品回収

トップページへ

ページの先頭へ